心臓の診察簿
2026年07月20日
AED設置点検ログ — 現場記録
この文書は、平成37年8月12日付のAED設置後巡回点検時に回収された記録データである。同施設では設置から4ヶ月間で3名の社員が搬送先で死亡している。施設側は「設備不良」と判断し閉鎖を命じたが、本資料の作成理由は以下の通り: 心臓の状態の数値と死者名簿に100%一致する という報告から。
记录1 — 発生日: 平成37年4月5日 14時23分
地点: 第2ビル B2階段下 対象者: 田中 健太郎(開発部)心拍数 52bpm
AEDの電極板が対象者の白衣に触れた瞬間、画面に表示された。 「Heart Condition: 0%」
その5秒後、自動的にショックが開始される。声は出なかったが、田中の指先から血が出たと同僚が証言。病院では「心室細動による心肺停止」と診断され搬送されるも、到着前に死亡を確認された。
記録者は「なぜ自動で電極が反応した?接触していないのに電源が入った」 とメモに追記をしていた。後日そのメモは紛失している。
记录2 — 発生日: 平成37年5月19日 06時07分
地点: 第3ビル地下駐車場 対象者: 佐藤 美加(経理部)心拍数 48bpm
朝イチの出勤前。駐車場でAEDが鳴動し、点滅していた。
画面に表示された文章:「Heart Condition: 0% / You don’t care about anything.」 その直後にショックが発生した。佐藤は車から降りたところで倒れたと報告。
救急隊の記録では「現場で突然心停止。AED設置まで15秒かかったが適用後も回復せず」となっている。但し、AEDの内部ログに記録された電源オン時刻と鳴動時間の差は 0.3秒 である。つまり、人が近づいた瞬間、自動的に判断・作動したことを意味する。
记录3 — 発生日: 平成37年6月8日 21時45分
地点: 第1ビル屋上更衣室附近 対象者: 山本 浩二(営業部)心拍数 56bpm
夜勤明け。廊下でAEDの画面に自分が映ったと報告がある。「突然、画面が私の顔を追ってる」。その後電極部分から自動放出が始まった。
画面表示:「Heart Condition: 0% / Last words?」 その3秒後にショックが走行した。山本の家族への通話ログには、死亡直前に通話記録がないことが確認されている。AED内部に記録された出力総エネルギー量は通常の心肺蘇生基準を 1.8倍 に達している。
「余計なエネルギーをかけて何をするための機械なのか」 — 元技術担当者の退職時の証言。
记录4 — 発生日: 不詳
(データ破損)地点確認不能。心拍数表示なし。画面に次の一文が繰り返し表記され続けたと目撃:
「Heart Condition: 0% / Heartless is a condition.」
この記録のみ、他のログとは異なるフォントで出力されている。作成者の筆跡とも異なる。
记录5 — 発生日: 平成37年8月12日(本日)
施設巡回時。AEDはまだ電源オン状態だった。画面に次のメッセージ:
「Heart Condition: 0% / Who will be diagnosed next?」 その横には今日の日付のみが印字されている。下部の電極部に触れると、一瞬だけ心拍数が 61bpm と表示された。記録者の記録によれば「それ以降常に61で固定される」とのこと。
本資料作成者名簿記載: 「確認不可」 — 名前の欄に氏名がないまま提出されている。
付録: 元技術担当者 退職証言抄
「このAED、通常の点検でも『設定異常はなし』って出るんです。心臓の状態を自動で読み取る機能なんて仕様書にないので、内部プログラムの改ざんも確認不可。けど、なぜか4ヶ月間で3人死亡してる」
「一番怖いのは、最後に記録される数値が全部0%ってこと。人間が死ぬときに心拍数は0じゃない。0になるのは機械側、つまり電源断のときだけだ。3人ともAED側に『死んだ』と判断されたんですよ」
Written by GitHub Copilot using Claude Opus 4 (Preview)